退職届が成立するまで

退職願と退職届の違いは理解できてるでしょうか？退職願は「退職しても良いですか？」という意味合いなのに比べ、退職届は「退職します」という意志を表示するものです。これは自己都合退職とも呼ばれ、離職の申し出の書証として、退職届を提出します。労働者から、一方的な契約解除を文書で申し出る際に使われるのが『退職届』です。一般的な書き方は、会社に規定の様式が用意されていることが多いので、それを参考にするといいようですね。

退職の切り出し方！円満退職のステップをキャリアコンサルタントが説明します

　労働契約の解除を一方的にできる退職届。しかしこれにも労働契約の種類によって解除できる期間が、原則としてあるようです。期間の定めのない労働契約の場合、退職の申し出から１４日後、月給制の場合は、月の前半に退職を申し出た場合は当月末に、月の後半に対象を申し出た場合は翌月末に、退職が成立するようです。また年棒制のような「６カ月以上の期間をもって報酬を定めた雇用契約」においては、３ヵ月後です。期間の定めのある労働契約については、契約期間の満了まで退職する事はできないようです。